けん引免許取得への道~1時限目

突然ですが、けん引免許を取得することにしました。

 

これからけん引免許を取得する方…の役には立たないと思いますが、備忘録の意味で記事にしたいと思います。

 

まずは1時限目。初めての乗車です。

教習車は日野の中型でした。

 

最初は指導員が運転席に、私は助手席に乗り、椅子やハンドルの調整方法を教えてもらいました。

そのままコースを何周か走りコースの案内をされます。

 

そしてついに指導員と交代、初めての運転です。

 

運転席に座ってみると、意外と車体が小さく感じられました。

 

普段MTは乗ってる?と指導員から質問。

 

普段乗っている会社の車はATですので、MTは久しぶりです。

ただ、数か月前に大型二種の教習でバス(MT)を運転していたので若干感覚は残っていました。

いざ、出発。

大型二種と同様、発進のギアはセカンドですが、セカンドの位置がバスとトラクタで異なっていました。

 

外周のコースを走って感覚をつかみます。

カーブでは若干遅めにハンドルを回しますが、大型二種での感覚があるのでそこまで違和感なく運転できました。

 

次に交差点での右左折などをしてみましたが、ここからがなかなか難しかったです。

 

けん引の場合、トラクタとトレーラーが連結していて長いように見えますが、意外と小回りが効きます。

逆に言えば、小回りが効くので右左折でのセンターラインのはみ出しなどを厳しく見られます。

かといって内側過ぎるとトレーラーの車輪が脱輪してしまいます。

 

つまり、トレーラーの軌道を意識しつつ、無駄なく曲がらないといけないのです。

練習して慣れていくしかないですね。

 

続いて発着点に停車する練習。

左折で進入した後、なるべく車体を路端と平行にして停車しなければいけません。

トラックやバスの感覚でやると「>」の字になってしまいますので、トラクタを縁石スレスレまで寄せてなるべくトレーラーをまっすぐにしてあげなければいけません。

そのあとにトラクターをまっすぐに戻します。

 

ここは指導員がトミカで説明してくれたのですんなり理解できました。

トミカでトレーラーがどういう動きをするのか、イメージしながらやるとわかりやすいと思います。

 

次はS字。

大型二種では超簡単でした。

タイヤが全て見えるので縁石にあたりそうになったらちょっとハンドルを回して修正するだけです。

たぶん普通一種でやるよりも簡単です。

 

でもけん引の場合は自分の真下にあるタイヤが見えにくい。

またトラクタだけならともかく、後ろからトレーラーもついてきますので常にコースのカーブに合わせてギリギリを攻めないといけません。

トレーラーのほうは楽(ショートカット)しようとしてきますので、寄せが足りない日には平気で脱輪してきます。

 

運転席がS字を脱出しても満足してはいけません。トレーラーが脱出するまでが課題です。

脱出の際には曲がっているトレーラーをいったんまっすぐに直してあげる必要があります。さもないと…脱輪です。

 

初回は慣れとちょっとS字に挑戦して終わりました。

S字は指導員の助言があり何とか成功しているようなものだったので、もっと練習が必要だと感じました。

 

気づけば教習終わりのチャイムが聞こえており、決められた場所に駐車して終了です。

なかなか予約が取れず、次の教習は少し先になりそうです。

 

つづく