バステクフォーラムin首都圏 参加レポート

10月18日、東京都海の森水上競技場にてバステクフォーラムが開催されました。

 

一応メインターゲットはバス業界関係者向けですが、

一般入場も可能とのことで、たまたま休みと重なったため行ってみることにしました。

 

実は就職活動ではバス業界からも内定をいただいており、

もしかしたら違う世界線では中の人として参加していたかもしれません。

というわけで到着。

国際展示場駅からシャトルバスが出ていたようですが、

ちょうど昼時の便がない時間帯だったので優雅にタクシーで乗り付けます。

 

近いようで意外と遠く、どんどんメーターの値が更新されていきます(泣)

 

会場で受付を済ませ、入場します。

業界人なら名刺2枚、一般人は名刺の代わりにフォーマットに氏名等を記入。

さっそく、バス展示から見ていきます。

 

今年、というか最近のトレンドかと思いますが、

やはり電気バスが目立ちます。

EVモーターズジャパンのマイクロバス。

ノンステップのハイエースのような感じ。

 

同じくEVモーターズジャパンのマイクロバス。

約6mでコンパクトなサイズです。

 

車内。

マイクロバスという区分ながらバスらしい雰囲気です。

 

EVモーターズジャパンの大型バス。

数年前に物流車を見かけたときはイメージイラストのみでしたが、

車両として形になって、バリエーションも増えてきました。

 

こちらはオノエンジニアリングの9mトップドアタイプ

EVバスでこの手のバスは初めてみる気がします。

貫通型のトランクもありました。

 

車内。

送迎バスの想定でしょうか。

 

今回気になっていたのが、ウォークスルーのデュトロZEVベースの小型バス。

西鉄車体技術の出展です。

昔いたエルフバスを彷彿とさせます。

 

運転席周り。

運転席はトラックそのものですが、助手席部分にワンマン機器がコンパクトにまとめられています。

 

この小型バスはトラックベースながらノンステップとなっています。

前輪駆動、超低床だから実現できた構造ですね。

 

トラック関係者なら見覚えのある?このスイッチ。

室内灯のスイッチでしょうか。

 

ドア横にはワンマン機器が実際に設置されており、バスらしさを醸し出しています。

座席はタイヤハウス上に向かい合わせに設置されています。

 

続いては遠路はるばるやってきた名鉄バス

屋根上に注目です。

 

運転席を見てみると、頭上に吹き出し口が。

こちらは運転席の空調で、メインスイッチを切っていても動作するようです。

トラックには時々ついているのを見かけますが、バスへの取り付けは初めて見ました。

 

 

BYD製、中日臨海バスの小型バス。

小型バスも所有していたんですね。

 

車内ではレゾナントシステムズの簡易音声合成装置が展示されていました。

タブレット状の端末を電源とオーディオに接続するだけで使用可能です。

路線バスだけでなくホテルや病院の送迎などにも使えそうです。

 

今回の試乗車は4台とも電気バス。

乗車は予約不要とのことで4車種乗り比べをしてみました。

中速域〜になると走行音はどうしても目立ちますが、停止時や発進時の静粛性が電気バスらしさを感じさせます。

またエンジンの振動がないので、乗り心地が良いです。

 

一部車種ではモードによりe-powerのようなワンペダル走行も可能のようで、回生ブレーキの効き具合などのデモンストレーションもありました。

 

試乗を終えると、閉場の時間。

帰りはシャトルバス(国際興業バス)で国際展示場に戻りました。

 

なかなかこのエリアに来ることもないので、豊洲エリアで寄り道をして帰りました。

 

短い時間でしたが、バスの最新技術に触れたり、バスの魅力を発見したりと有意義な時間となりました。

 

また機会があれば参加してみたいと思います。