トレーラーバス「青春号」に乗ってきました

こんばんは。

 

ネタ切れとこの状況で新たなネタも作りにくく1ヶ月ぶりになってしまいました。

 

新型コロナウイルスによる緊急事態宣言も解除され、徐々に元の日常を取り戻しつつありますね。近所のショッピングモールも営業を再開し、土日は駐車場も店内もだいぶ混むようになって来ました。

 

まだまだ油断はできないものの、多少の気晴らしは許されるだろうということで、先日温泉に行ってきました。

 

とはいうものの、温泉はおまけみたいなもので、メインの目的は

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こちら。

日本で唯一のトレーラーバス、武蔵五日市駅とつるつる温泉を結ぶ青春号。

一般的にフルビットくらいしか使い道のないけん引二種免許が役に立つ珍しい車両です。

 

以前から乗りたいとは思っていたのですが、機会がなく後回しとなっていました。

 

たまたま温泉でリフレッシュしたい気分でもあったので、思い切って電車に乗って武蔵五日市駅に向かいました。

 

駅前のバス停で待っていると、早速トレーラーバスがやってきました。

つるつる温泉からの乗客を降ろして、乗り場に到着。

 

乗車リーダーにPASMOをタッチして、乗車します。

トレーラ側には車掌が乗務しており案内や運賃関係の業務を行っていました。

 

たまたま一番前の座席が空いていたので、着席。

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つるつる温泉までは20分ほど、住宅地を抜けると山道に突入します。

トレーラに乗るという経験がなかったので、乗り心地はいかほどかと思っていましたが…

結構揺れますね。

ラクタと接続するピンの上だからかもしれません。

 

運転席を覗いてみましたが、完全にトラックの運転席でした。

ハンドルに日野マークが見えたのでレンジャーあたりの改造でしょう。

 

青春号は武蔵五日市駅とつるつる温泉のほか、途中の停留所にも停車します。

武蔵五日市とつるつる温泉を結ぶ路線の一部を青春号で運転している、という感じです。

 

途中フリー乗降区間があるのですが、青春号ではフリー乗降は不可のようです…

どうやって降車場所を運転手に伝えるかという問題もあるので妥当な気もしますが…

 

そもそもお世辞にもトレーラー向きとはいえない路線に、沿線住民からしたらやや不便となるような車両を運用するのはいささか疑問ではあります。

まあ私は沿線住民でもないただの旅行客なので、楽しければそれでOKです

 

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いろいろ考えているうちにつるつる温泉に到着。

最後の難関です。

 

トレーラを残してトラクタが先に向きを変え、追うようにトレーラが曲がっていきます。

これぞプロの技…

 

運賃箱にタッチで精算して下車

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武蔵五日市駅からの乗客を降ろし、駅へ向かう客を乗せます。

温泉に入る前に撮影タイム

 

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まずは銘板。トレーラ部分は日本フルハーフ製、客室部分は東京特殊車体製のようです。

日本フルハーフはトラックやトレーラで見かけますね。

 

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後部。

トレーラなので三角形の反射板がついています。

客室への電源供給用と思われるエンジンも搭載されていました。

 

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バスが発車していったので温泉に入りましょう。

新型コロナウイルス感染防止のためマスクの着用が必要でした。場合によっては入場制限も行うということです(2020年6月現在)。

 

温泉は若干ぬめりのようなものがあり、お肌がつるつるになります。

久しぶりの温泉で日々の疲れを癒しました。

 

帰りも青春号で武蔵五日市駅へ。

前ではなく後ろの席に乗ってみました。

揺れは若干マシな気がしたので、酔い易い人は後ろ側に乗ったほうがいいかもしれません。

 

20分ほどで武蔵五日市駅に到着。

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駅でトレーラの車軸を観察。BPW製でした。日本フルハーフのほかのトレーラでもよく見かけます。

 

再び電車にのって、帰宅。久しぶりの小旅行でした。