最高の雞肉飯を求めて~本場嘉義雞肉飯巡り

突然ですが、台湾料理で思い浮かべるものは何でしょうか。

 

魯肉飯?

小籠包?

タピオカ?

 

どれもおいしいのですが、個人的に好きな台湾料理ランキングで

上位ランクインしているのが、

 

雞肉飯(ジーローハン)

 

です。

 

雞肉飯とは、ご飯の上にほぐした鶏肉を乗せたごくシンプルな料理。

雞肉飯は台湾のいろいろなところで食べることができますが、

おいしい雞肉飯に巡り合えるとされるのが雞肉飯発祥の地ともいわれる「嘉義」。

なお嘉義の雞肉飯は七面鳥の肉を用いた火雞肉飯が有名です。

 

台湾のやや南寄りに位置する嘉義は、

台北から高鐵で1時間半ほどで行くことができます。

 

というわけで、おいしい雞肉飯を求めてはるばる嘉義へ行ってきました。

高鐵の嘉義は中心部よりやや離れており、連絡バスにて中心部を目指します。

バスに乗って30分ほどで台湾鉄路の嘉義駅に到着です。

 

ここ嘉義はかの有名な阿里山森林鉄路の玄関口ともなっています。

 

記念すべき?訪問1店舗目は駅の目の前。

黄色い看板が目立つ嘉義車頭火雞肉飯

駅から横断歩道を渡ってすぐです。

 

こちらの店は火雞肉飯以外のご飯ものやお粥、麺類、スープ類も充実しています。

 

火雞肉飯(小)

 

台北の夜市で何度か雞肉飯は食べましたが、

台北の雞肉飯は鶏肉がしっとり。

ところがこちらの火雞肉飯は、鶏肉がとてもジューシー。

 

食べた瞬間こんな雞肉飯があるのかと、衝撃を受けました。

たれも絶妙で、今回巡った中ではここが一番好みでした。

 

続いて中正路からちょっとそれたところにあるこちらのお店

眼鏡火雞肉飯

 

軒先にカウンターがあり、その奥に内用(イートイン)スペースがあります。

地元の人が訪れるローカル感漂うお店です。

 

こちらもジューシーな鶏肉で、

ごはんはやや少なく感じますが鶏肉とバランスよく食べることができます。

スープはサービスしてくれたのかもしれません。

 

続いては

最近知り合った台湾出身の方から教えてもらった林聰明沙鍋魚頭

こちらは雞肉飯メインのお店ではありませんが、行列ができる有名店です。

 

雞肉飯と沙鍋菜、お茶をオーダー。

 

沙鍋菜はやや甘めのスープ。台湾らしい味ですが日本人には好みが分かれるかも。

1人前からオーダーできますが、1人前でもそこそこのボリュームです。

そして沙鍋菜を食べているとごはんが欲しくなってくるので、

雞肉飯がベストマッチです。

甘いスープとしょっぱい鶏肉の相性も良いです。

 

うすうす予想はしていたものの、沙鍋菜でお腹いっぱいになってしまったので、

雞肉飯めぐりはこれにて終了。

 

噴水近くのお店も行ってみたかったのですが…

あとは付近が文化路夜市ということもあり夜だけ営業の店もあるようなので、

次回は阿里山観光とともに夜に訪れてみたいと思います。

 

おまけ

台北に戻って、寧夏夜市にある方家雞肉飯に行ってみました。

ここの夜市で雞肉飯といえば、の有名店です。

他の屋台もですが、以前と比べてかなり行列が長くなっている気がしました。

 

これもこれでおいしいのですが、やはり嘉義と比べるとややジューシーさに欠けます。

台湾人の知り合いがみな台北嘉義の雞肉飯は違うというのもわかる気がします。

でもこれはこれでおいしいですね。

 

というわけで4店舗の雞肉飯をご紹介しました。

また嘉義に行く機会があれば、行けなかったお店も訪問してみたいと思います。

皆さんのおすすめのお店があればぜひ教えてください(^^)

 

それでは、下次見!