こんばんは。
突然ですが、船は何でできていると思いますか？
大きい船だと金属を思い浮かべますが、少し小さくなれば木製の船もありますね。
他にも材料は様々あると思いますが、なんとコンクリートでできた船があるというのです。
実はコンクリート製の船の存在は数年前から知っていたのですが、なかなか訪問する機会がなく…
訪問したいと思うこと数年、ようやく訪問が実現しました。
広島には前日入りして、三原で宿泊
ちなみに前日は鞆の浦を散策しました。
呉線で安浦駅へ移動
懐かしいけど地方には意外とある列車接近の表示機。
コンクリート製の船は安浦駅から歩いて15分ほどのところにあります。
見えてきました。
こちらがコンクリート製の船、武智丸です。
現在は船としての役割は終え、防波堤として再利用されています。
もう少し近くへ行ってみましょう。
形や丸い窓、船っぽい感じがわかりますか？
武智丸の上には手すりがあり、他の方のブログを見ると灯台のほうまで通路を歩いて行ったような記事があるのですが、今は立ち入り禁止になっています。
フェンス付近に武智丸の説明があります。
戦時中の資材不足のためコンクリートで作られたようです。
ちゃんと水に浮いて、しかも機関も積んで航行していたようですから、驚きです。
ネットで調べてみるともっと詳しい説明や、現役時代の写真もあったので、気になった方はぜひ調べてみてください。
フェンスの隙間から失礼して
船室への入り口でしょうか？
こちらはだいぶ海水が浸かってしまっていますね。
再び歩いて安浦駅に戻り、呉を観光して帰りました。
というわけで念願の武智丸訪問でした。
遠くから眺めることしかできませんでしたが仕方ない…
遠出も久しぶりでしたが、次の遠出はいったいいつになるのやら…
